第38回教団総会に参加して、報告1:「議案整理委員会」は今期は姿を消しました。

参加・傍聴お疲れ様でした。

10月23日午後〜25日の15時までの日本基督教団総会に参加された方、傍聴された方かたお疲れ様でした。特に、選挙や採決において、教区総会で全数連記で選ばれていた方たちの鉄の団結が本当に目立った総会でした。そのためにお疲れになった方も多いでしょう。

私は最低限の目標は達成、元気で3日間を過ごしました。

 私自身は、今教団総会においては、現教団執行部が、信仰告白や教憲・教規を大切に守れという反面で、どれほど教団信仰告白を捻じ曲げて読み、教憲・教規に定めれれている組織運営の定め(原則)を無視しているかを、教憲・教規の条文に即して事実で明らかにする事を第1の課題にしていましたので、その目的は果たせました。
 A3で1枚(A4で4ページ)の印刷物を500部用意して行き、石橋議長への公開質問・意見表明の説明資料として、事務局の許可を得て配布し、それに従って発言し、教団常議員会などの活動の違法性を追求しました。
 資料のほしい方はご連絡ください。

会議の内容は、ほぼ全部を電子記録として記録しました。

 前回の第37教団総会の議案書において、私の発言は多数カットされていました。ほかにもそのような方が多かったようです。
 で、今回は数10時間でもすべて鮮明に記録できるレコーダーを準備してゆき、ほぼすべての記録を取りました。今後必要な部分はテープ起こしをして紙媒体に変える作業と、本体記録をDVD化して、後日検証するための記録として残す作業が要りますが、私の大切なアーカイブ資料になります。
 情報が必要な方には、お聞かせ出来るでしょう。

悪名高き「議案整理委員会」は、結果的に粉砕されました。

 前第37教団総会において、各教区総会や議員から提出された教団総会議案を、事前審査して(検閲されたと私は思っております)、多くの議案を上程前に選別し上程を拒否するために働いた、「議案整理委員会」が、今38教団総会においては、姿を消しました。
 その不当性を第38教団総会に持ち込ませないために、神奈川教区定期総会提出の第37号議案「教区から教団総会に出された議案を、教団総会は事前整理なく議案として扱うことを教団総会に求める件」、九州教区総会提出の第44号議案「教団総会議案に関する件」、大阪教区常置員会提出の第49号議案「教憲教規に違反するか否か、それを無効とすべきか否かを判断する事項は、教規においては教団総会の処理すべき事項とされており、画院整理委員会にその権限がない事を確認する件」の3議案が提出されていました。(但し、第49号議案は安田信夫の議員提出議案とされていました)

 しかし、議場では第1号議案の「議事日程承認に関する件」において、議案整理委員会の名前は全く出てきませんでした。
 私たちの教団総会議案提出による問題指摘で、議案整理委員会による事前検閲を粉砕したといえます。教憲教規に定めれれた組織運営の基準を無視し、横暴にふるまおうとする力に対しては、私たちは教憲教規に定められている内容を理解して、堂々と主張し勝手な読み替えや改竄を府営で行きましょう。

教規第第34条は、常議員会の定期会の10月開催を定め、教団総会準備することを要求しています。

 教規第34条2項に「定期(常議員)会を、毎年10月および2月中に開く」と定めて有ったことに気づいておられましたか。
 法定の(必ず開催しなければならない)常議員会は年2回のみなのです。それ以外はすべて臨時(常議員)会です。臨時会も、必要があれば当然開かれるべきものです。
 では、定期(常議員)会はなぜ、2月と10月に開くと定められているのでしょうか。2月の毎年の予算・決算や次年度活動を確認するためです。10月は2年ごとに10月に開催することが定められている定期教団総会の準備をするためです。
 定期総会の15日以上前に定期(常議員)会を開催し、教規第21条、第21条の2の定めて従って教団事務局に提出された、常議員会提出議案、議員提出議案、教区総会提出議案、教団常設委員会および教区常置員会提出議案を点検し、総会議事規則第4条に従って、議事の事項、順序および日時のすべてを記載した議事日程議案を準備しなければなりません。
 15日以上前と書いたのは、教規第17条の定めによって、開会の日時、場所および会期を定め、議案を付して教団総会を招集しなければならんないからです。

ところが、10月の定期(常議員)会は、開かれず、大阪教区常置員会提出議案が無視されました。

 教団総会議案第49号は、提案者安田信夫の議員提出議案として印刷配布されました。しかしこの議案の実態は、私が大阪教区常置員会に提案し、教区常置員会決議の議案として大阪教区が提出した議案です。当然教規第21条の2の期限よりかなり早く教区から教団事務局に送っています。しかし、教団常議員会が7月に臨時会を開いた後には、教団総会の前日にしか常議員会を開催しないという日程をお聞きしましたので、本来の意味での10月の定期(常議員)会が開催されず無視される危険を感じたので、40日前の締切直前に、大阪教区常議員会提出議案の内容そのままを、提出者名と賛同者名のみを追加したうえで、教団事務局に、この議案は本来は大阪教区常置委員会提出議案であるが、常議員会の手違いで無視された場合の保険として出すのであるから、本来の大阪教区常置委員会提出議案が受け付けられれば破棄してほしい。とのコメントを付して提出しまものです。
 結果は、教規に違反して7月の定期会は開催されず、大阪教区常置委員会提出議案は抹殺されてしまいました。

議事日程確認の中で、抗議し修正を求めましたが、謝罪も訂正もありませんでした。

 O副議長は、私の議員提出議案が議案書に掲載されているのは、私の議員提出した議案を、存在しない大阪教区総会決議による議案であると誤った説明をし、安田信夫さん提案の大阪教区総会決議と全く同じ内容の大阪教区常置委員会提出議案があったので、私の提出議案を掲載した旨の釈明をしました。私は大阪教区常置委員会提出議案が本来の物であるとコメントしているのにです。
 私の戒規申立書を却下したした教師委員会委員長も、O教団総会副議長も、都合が悪くなるとなぜかありもしない教団総会や教区総会の決議をでっちあげるようです。その行為が後で虚偽を言ったとして追及されるのにです。不思議なことです。
 私は、そこに精霊の見えない力を感じます。
 自分の過ちを素直に認め、「ご免なさい、指摘された教規の定めに気が付きませんでした。次からはちゃんとします・」と言えば良いのになぜできないのでしょうか。

私は、これからも教憲教規を研究し、その精神を正しく守ることを求めていきます。

 私は、教憲教規は私たちの中で、組織運営に対立やトラブルが生じたときに互いに譲り合う基準を定めたもの、また教団や教区や個別教会の為政者が、どのように組織を運営した行くかの方向を定めたものと理解しています。
 今後も、規則の細かいことの違反をも取り上げて、教団執行部に規則を守れと発言してゆくつもりです。このやり方を快く思っていない方も多い事はわかっていますが、現執行部の規則無視の横暴な組織運営に歯止めをかけてゆくには、このアプローチを欠かすことは出来ないと確信しています。
 権利は過ちを公然と公開の場で指摘し、改めることを求めることの繰り返しの中でしか勝ち取れません。神様は私たち個人個人にすべての権限を与えたうえで、私たちが従って歩むことを望まれていると私は信じています。
 信仰と生活との誤りなき規範は聖書です。