『教憲教規の解釈に関する答申集』変ったところと変らなかったところ

『教憲教規の解釈に関する答申集』を買いました。

 facebookのやり取りの中から、『教憲教規の解釈に関する先例集』が、新しく『教憲教規の解釈に関する答申集』と名前を変えて出版された事を知り、事務局に電話して購入しました。
 2010年12月発行であるから、1年間も知らなかったわけだ、関心があることであるが、信徒への情報は少なく、なかなか判らないものである。という事は、その内容も信徒には全く伝わっていないと思ってよい。悲しい現実である。

32の新しい答申(答申修正を含む)が出されています。

 前回の先例集(改訂版)が発行されて時は最初の先例集発行から15年で30の新しい答申(修正答申含む)であったから、今回の答申集まで8年間で32の新しい答申は以前の2倍の速度で答申が増えている事になります。答申集ですから、答申を精査して先例として残すべしとされたもの以外が入っている可能性があるとはいえ、大変な作業です。
 内容が、正しくふさわしいものであることを祈りながら、これから読んで行きます。前回の先例集(改訂版)では、信仰職制委員会は教憲教規全体をまじめに読み理解しているとは思えないような、恥ずかしい(まったく方向違いな)答申を出されていました。
 それがどのように修正されたか興味をもってチェックしましたが、ほとんどはそのまま修正されず残っていました。

新しい答申が、どの委員会でなされたのかは、表示されるようになっていました。

 前回の先例集(改定板:内藤信仰職制委員長監修)において、表示が省略されていた、答申がどの会議でなされたのかの表示は、今回の答申集(岡本信仰職制委員長監修)では、新しく追加された答申については明記されていました。どの会議で審議し決定したのかを明示することは、会議制によってことを処理する体制では至極当然なことがなされることになたことは嬉しい事です。
 ただ、内藤監修の時に追加された先例=答申については、相変わらず明記なしです。せっかくの姿勢変化が中途半端な点は残念な事です。現職の内藤総幹事に遠慮されたのかな。

問題答申は、相変わらず残っています。

 答申内容に意見を申し述べたくなるようなものは、以前からあるものを含めて、結構ありますね。これからじっくり読んで、機械を見つけて問題提起します。

 新しい物がかなりありますし、じっくり腰を入れて読んでみます。